キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

今年の仕事始め

昨年の夏だったか、このT病院での産後アロマトリートメントのお話をいただいた。
でも、実際の契約者は別にあって、その方の穴埋め的委託スタッフとしてだった。
それでも、私のために、
子育てにも、夫婦としてもつまづきまくってたその頃の自分のために始めたこのアロマテラピーを手段として
子育て家族、母になったおんなたちのために一瞬でも交わりたいと思って私を立ち直らせてきた。
その初めのつまづきの記憶の場所が産院だった。
だから、どんな形であれ思い描いていた初めの場所に身を置くことができることがうれしい。

元夫と離婚したのは今から一年前の年末。
生まれるのは年明け正月頃だと言っていたので、長く離婚協議中だった元夫との結婚契約期間中に今の奥さんとなった人が妊娠した子が生まれたのも、ちょうど一年。

この仕事の話が来た時、正直まだ早いと思った。
素直に、子を産んだ女たちをねぎらい、寄り添い、触れる自信がなかった。
生まれたばかりの小さな新生児に邪悪な気持ちを向けずにいれるかも。

でも、私は今、ここでこの仕事をしている。

たった30分の交わり、触れる時間。
この年末年始も新しい家族を迎えた夫婦、家族がある。
格別なお正月を迎え、毎年、毎年それを思い出し噛みしめながら新しい年を迎えていくのだろうな。

私は、これからも出来るだけ何でもないようにできるだけ努めて一年を終わらせ、
一年を始める。
今年の年末年始にも出産があった。
2018年1月3日、今年の私の仕事はじめ。