キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ある日の気持ち

誕生日には、食べたいものをリクエストできることになっている。今年は、どうしてもアナゴの白焼きが食べたかった。が、魚屋のおねえさんの常連さんとのおしゃべりに遠慮して野菜売り場を一周している間にアナゴは売り切れてしまっていた。そんな気分。そん…

誕生日かあ・・

今日誕生日を迎えて42歳になった。35を過ぎたあたりから、あれ?今何歳やったっけ?と自分の年がわからないというかぼやけてきている。なぜ、私はこの両親のもとに生まれ、なぜ私の子らは私のもとに生まれたか。うんうん苦しんでずっと悩んできて、不思議に…

困るのよ休日の過ごし方

絶対的に休日の楽しむための行先や、企画をすることは大の苦手だ。何をしたら楽しいか、喜ぶか、どう楽しんだらいいかがわからないから。そういう意味では、子たちはかわいそう。テーマパークは遊ばされているようで苦手で、遠くに行くためには交通機関や宿…

曲が言葉を連れて歌になって、飛び越える

子供のPTAのコーラスに参加している。「歌の力」と言うと、あまり好きな言い方ではないがそうとしか言い表せない力がある。歌詞を読むだけだと何でもない言葉が、音やメロディが付くと一気にその情景や、誰かに向かって届ける生き物のように意思を持った言葉…

泥の水

「ママ、なんで怖いテレビばっかり見るの?」次女がそう言った。それは、鬼怒川の決壊を伝える中継映像で、画面の中でヘリでの救助活動が行われている。「うん。」言葉にならない。その映像が流れているこの時間の間は目が離せない。そしてその間は、常に、…

ママの良い時代、頑丈なトンネルは作らない。

子育てに悩む母たちをトンネルの中に閉じ込めているのは子育てに対する困難さか、子育てに関する悩みかと言えばそうではないことが多いのではないかという気がする。私はそうだった。子育てに没頭できて、その時間にどっぷり過ごせるのは幸せだ。うまくいか…

トンネルに気づくこと

NHKで「オイコノミヤ」と言う経済学の番組があるが、いつも楽しみに観ている。「忙しい人の経済学」の回は、とても「あ~、私のあの時のことだ。」とすごく納得した。トンネリングと言う状況。これだ、と定めた事柄に一点集中して、他の選択肢を見えなく、ま…

夏の民博

9月5日の毎日新聞の朝刊に、夏休み毎日新聞大阪本社学生新聞主催の民族学博物館で開催された「アフリカンビーズ探検隊」自分新聞を作ろうの報告記事が載った。参加した我が子たちが写った写真は、最古のビーズはダチョウの卵を小さく砕いて穴をあけて、動…