キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

麦のち春

朝の連ドラ「マッサン」が終わった。半年のお勤めを終えたような気分だ。朝あの時間に中島みゆきの「麦の唄」を聞くことはない。毎朝、あの歌声にふるさとになるはずだった場所を想い、毎朝、あの歌詞に自分の弱さや未熟さ、有難かった時間の続きを惜しみ、…

特別な名前、そして数字

名前はすごく特別な響きや力を持っていると思っている。その人にしかなりえなかった名前。その人を作るべく付いた名前。 それと同じように特別な数字。なんだか、時計を見ると自分の誕生日の数字!日にち!みたいなこと。私なら9月25日なので9:25AM…

幸せの握力

私の指先はいつも力が入っていないし、力がない、足りない。と思うし、よく言われる。物はよく落とすし、缶のプルトップはあけれないし、ビンの蓋も苦手、詰め替え用の手で開けられますと書かれた開け口も3回に一回ははさみが必要だ。高校生の時に測定した…

3月の特別な日

3月は特別な日が続く。3月10日は次女の誕生日。5歳になった。3月11日は東日本大震災。日の丸の赤い穴と、黒いリボン。3月12日は結婚記念日。11年前の今日と11年目の今日に、小さく小さくありがとう、と、ごめんなさい。そして、もう1日。3…

特別な日

3月11日は日本にとって特別な日になってしまった。遠く離れた場所からでさえ、映像でリアルタイムに観るその映像は震える恐怖と逃げなくちゃ逃げなくちゃ・・・とのど元をぎゅうと締め付けられ息ができないほどだった。映像の力は強すぎる。スキー合宿の…

昔道具のちょっと後の私

昨日、子たちと一緒にふるさとミュージアム山城(京都府立山城郷土資料館)に、「暮らしの道具いまむかし」を見に行ってきた。明治から昭和40年ころまでの100年の生活道具と暮らしを知る企画展。羽釜で炊くおくどさんの風景もご飯の味も、五右衛門風呂に…

いつまでも

図書館で本を借り久しぶりに手がちぎれそうなくらいの絵本を持ち帰ってきた。いつもは車でピッと言って帰ってくるのだけど、歩きたい暖かさだったから。 その本の中の一冊。 「おかあさんは、いつまでぼくのおかあさんなの?」 「いつまでもよ」 「いつまで…

TO DO!

洗濯、掃除機、たまに雑巾がけ、お台所が片付いていて、お風呂掃除が終わっていたらとりあえず、最低限のハウスキーパーとしての仕事は完了。いつもの、気持ちよく家族を迎え入れる家。子供らが帰ってくる時間までは、日々のあれこれや子らが一緒でははかど…

お雛さん

お雛さん。私が生まれて、初節句に母方の祖父母から贈られた七段飾り。もう四十年以上になるお雛さん。段ボールは相当年季がいっているけれど、人形たちは変わらない。私たち姉妹がおままごとして遊んだお飾りで今は私の子らがぼんぼりに明かりをともし、遊…

ウグイスと一緒に笑え!!

春告鳥、鶯の鳴き声が聞こえている。ホーホケキョとは聞こえない節回しを次はどう鳴くのかな~と楽しみに今か今かと待っている。上手に鳴くより下手なうちが好き。梅干し好きで、梅干しや梅酒をたくさん漬けるためのに植えた梅の木は、大きく枝を広げて今4…