キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

毎日浴衣

うちの子らの湯上りは浴衣。小さくなった浴衣は袖を短くして、丈も短くして甚平ふうに寝間着風にリメイクされてとことん着ている。宇治川の花火も上がることはないだろう。地蔵盆や納涼祭ぐらいしか出番がない浴衣はもったいないが、しっかり元を取ってくれ…

台風

台風。いつも大潮の時に来るような気がする。家の周囲の台風対策をして、夜の台風。子らはもう夢の中。懐かしい台風の風の音。逆走台風。JR奈良線は早々に運休。この家は鉄筋コンクリート。あのトタン屋根のぼろ屋じゃない。怖がることはないのだけれど、寝…

夏休みの始まり

夏休みが始まって、中学生の夏休み、小学生の夏休み、少し仕事をセーブして生活リズムが乱れすぎない程度に工夫している。前夜、小さなホワイトボードに一日の行動計画表を毎日見えるようにしている。今日なら長女は一日お弁当持ちでクラブ。次女は午前は学…

目指せ美尻

おしりを鍛えている。美尻やら柔軟、筋トレやらTVでもよくやってた。それに夏だし。おしり四角だし。冷たいし。20代半ばかなり真剣に筋トレをしていた。仕事の後でもジムに行き、エアロバイクやマシンで腹筋がわかるほどに。疲れていても運動することでリ…

自転車に乗って

次女3年生に公道の自転車デビューをさせた。長女は4年生である自転車講習の後だったので一年早い。宇治の道、校区内の道はとても狭くて自転車専用道路はないし、歩行者の道路もとぎれとぎれ。長女の時ほど次女にかけてあげる時間がない。送迎はしてあげら…

いつもの私のサラメシ

長女が中学生になって、お弁当作りが朝の台所でのリズムに加わった。宇治市でも、中学生の給食が検討されていて、通う学校の給食室はいつでも対応可能なのだが、宇治市としての足並みをそろえないといけないらしい。ご飯は200g、スープはできるだけ持っ…

かわいい子ら

夏休みが始まった。地獄の夏休みになるか、楽しめるか。長女、次女。腹立つこともたくさんある。私の下手さや、失敗で子らも不出来、性格も黒い、問題も多い。元夫と、この子らをあの島で安心して暮らしのある家で育てていたら、どんな子になったのだろう想…

天気図

天気図を見る。あの遠くなった場所の夏を想像し、私の夏を思い出しながら。そこへ向かう台風。そして今年の実入りはどれほどかと算段する。あさましい。子らの通帳記帳はいつ行こう。

手相

占いは統計学だと思っているので、一定の信ぴょう性、信頼を持っている。ただ、占ってくださる人の言葉の力は大きい。そして、人相、手相など、体に刻まれた占いは一番怖い。どの占いをしてもらったり、読んだものの中には忘れずにいて、 日常や生活、人との…

体の記憶

体に刻まれた記憶や印ほど忘れることなく確かなものはないと思っている。身につけた所作、口調、癖、傷、習慣・・夏の暑さと毎日を疲弊しストレスフルだった夏の毎年を血尿と下痢を日常としていた。 そこまでして、当たり前と思っていた。あまりの暑さに、思…

知っている暑さ

今年の夏は尋常じゃない。熱すぎる。が、知らない暑さじゃない。元夫と住んでいた海砂のコンクリート、断熱材もなし。屋根はトタンとあの台所、私の仕事場はいつも40度を超えていた。スズメちゃん(朝ドラ「半分青い」)、そのむき出しの、あなたが住み始…

毎日の夕日

あんなに海と空しかなかった場所で、海も空も見ていなかった。今日ある空は、山々の途切れることのない連なり。ぐる~~りと一周見わたして。太陽が沈んで、ぐっと気温は下がった。風もなでていく。雲は赤い。次女は、夕陽を毎日気にしている私に「今日の夕…

ひっくり返る  暑い季節は

私という器の中で煮えたぎっていた物が、ほぼ大体沈殿して、上澄みが澄んできて良い眺めだなと思っていても、ゴロンと、思いもよらない拍子にひっくり返すことになってまた・・・でもこの頃、だんだんと沈殿するのが早くなってひっくり返ってもそこにへばり…

日本中のどこでも

連日、西日本豪雨の捜索、復旧の映像が流れている。ゴミと呼ばれてしまうものになってしまった生活の道具、家財、形作っていた物すべてが泥にまみれて道端や仮置き場に積まれている。一緒に生きていた人が、泥の中にうずもれているのであろうが、それを探し…

祇園祭

今日、祇園祭巡行の日。お昼から仕事。つけっぱなしにしていたTV から京都の暑い映像が流れる。掃除機をかけながら、ちらりちらりと観る。京都に帰ってきて7回目の夏だ。一回目の夏、その祇園祭の巡業の日もTVで見ていた。6年前の祇園祭のお稚児さんになっ…

器用なつま先

ただ、行儀の悪いだけかもしれないが、私のつま先は働き者だ。特に掃除機をかけているとき。掃除機を近くに寄せるのも、扉を開け閉めするのも、カーテンを引くのも、椅子を寄せたり遠ざけたりするのも、器用に無意識のうちにつま先があっという間に掃除機の…

今年最初のセミ

関西に降り続けた雨が止んだ日曜日。朝から眩しい澄みきった光が見えた。雲さえかかっていなければ、どこにいても降り注ぐ太陽だけれども、どの場所もいつもの様子ではない。そう思うと、気持ちは晴れない。この日、今年初めてのセミの声を聞いた。長女は庭…