キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

好きな人がいるっていいな

「好きな人がいるっていいな~
洋服選ぶのも楽しい~!!」

毎晩、布団を敷いたら翌朝着替える洋服を枕もとに準備して寝る次女4年生。
何人目かの好きになった男の子達のそれぞれの好きなところを教えてくれる。
好きになるとこがいっぱいあっていいなあ。
見つけられて言葉にできるっていいな。

次女の定番スクールスタイルは、ラインパンツか黒のレギンスパンツ、赤いチェックのミニスカート、デニムのオーバーオールスカートにセーターかスエット。

喪中はがき

喪中はがきが届いた。
とても爽やかな色合いの花の絵柄だった。
きっと静かにゆっくりと受け止めながら、旅立たれ、見送られたのだろうなと感じた。

その友人に梅干しを漬け込む季節に
うちの梅の実をおすそ分けしようかと連絡をした時、
お父様の何度目かの手術と入院の話を聞いた。
今年はやめておこうかな
という彼女の返事に同感だった。
季節や季節の手仕事に思い出や想いは強く残る。

今年の桜は特別に格段にきれいだった。
去年の桜は一緒に観たなあと、突然お母様をなくされた方がつぶやかれた。
幾年かそうやって桜の季節になる度思い出されるだろう。
わたしも、桜を見るたび思い出すいつかの桜がある。
季節は巡って思い出させる。
少しずつ記憶を薄めながら。

干し柿

今うちの最盛期、干し柿の仕込み。
寒くならないとカビたりしてしまうので、今年は少し遅い仕込みになったかな。
勝手生えで大きくなった柿の木。
10数年、この季節、生りは年によってばらつきはあるけれど、今年は400を超すだろうか。
ほぼ毎晩、40個ほどを洗ってへたを剥き枝をT字にして吊り下げやすくする。
皮をむいて、ビニールテープに7個ほど連ねて干す。

この作業の剥く所を次女4年生が手伝ってくれている。
おしゃべりに加わりつつ、少し夜更かしできるので。
マイ包丁を手になかなか上手に剥いていく。
初めはこちらが見ていて怖いぐらいだったけれど、
スルスルっと。
おもちを丸めるのも上手だし、いいねいいね~~。
どれが次女がむいたモノかなんてわからないくらいしぼんで甘くなっていく渋柿。

体の季節の移ろい

食べんとこう、食べたらあかん!買ったらあかん!
と思いながらも、たま~にどうしても買ってしまうポテトチップス。
うすしおじゃなくて、青のりが好き。
久しぶりに食べたら、塩っ辛くて受けつけなかった。
きっと、もう冬の体なんだなあと思う。
汗もかかなくなって、暖かい飲み物をすすりながら飲むこの頃。
飲む量も減ってるだろうし、体のイオンバランス、塩分濃度調整が味覚にも働いているのだな。すごい。エライ。
先週までの長女中学2年生のお弁当に入れただし巻き卵はいつものさじ加減で焼いて持たせてしまったけれど、今日からはちゃんと味見した。
お弁当とは言え、辛すぎるのは良くない。

夏は麦茶、9月に入ってからは番茶やほうじ茶に変えた。
とすると、歯の色の沈着がみるみると付いていってびっくりした。
暑かったころみたいにごくごくは飲まなくなったが、
乾燥するのでちびちびは何度も飲んでる。
秋からお茶の種類を変えると歯の清掃に行く頻度が頻繁になる。
いろんなことで季節を感じる。

黄色

ずいぶん前から黄色い色を身に付けたかった。
今年、ひとめぼれのステンドグラスの黄色みたいに明るい純粋な黄色のロングニットでローゲージのゆるいカーディガンを日曜日着て出かけた。
暖かな小春日和のその日にはホカホカしすぎる感はあったが、夕方からはちょうど。
その色とでかけられてうれしかった。

長女中学2年生は期末テストの直前でも勉強時間は夜の9時以降の2時間。
どうせ家でだらだらされるならと出かけた。
次女4年生は2回目、長女は初の銅版画(エッチングかドライポイント)のワークショップへ。
毎年京福電車の龍安寺通りで開催。
子らと3人で出かける。
どこへでも。