キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

黛を濃うせよ

黛を濃うせよ草は芳しき    松根東洋城

購読している毎日新聞の季語刻々という俳句の欄にあった。

眉を濃く書きなさい。
若草のこの季節、濃い眉のあなたはまさに若草のような美しさ。という句だそう。

素敵な句だなあと思った。
太眉が流行りだそうだ。今もかはわからないが。
眉の下弦をしっかり太目に描くと若々しく見えるとか。
今はマスクをして出かけることが常なので、メイクというほどはしないが
眉はしっかり太くやわらかに、軽くマスカラをすれば眼力はとっても強くチャーミングなマスク美人になる。
「出かけなくても、眉は毎日描こう」が日課
不思議と眉をちゃんと描くと元気になる。
眉間のあたりには第3の目があると信じている。
眉はその目を支えているのだろう。

今日も黛濃く描いている。
こうしてまた、日々の心のつらつらとした言葉も残そうとしている。
大丈夫、大丈夫。