キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

ホ オポノポノ 4

この良いところは、まず自分の幸せを優先しなさいと言っていること。

思い出し、再生される記憶や、悪とする記憶に「✖」と、消しなさいと言ってくれているのもよい。
ついつい、妄想妄想・・・・と、あったことかなかったことか、
想像も勝手に作られて行くからㇷと、無になる狭間に落ちてしまう記憶の再生に「✖」と心の中に書く。一日中何度も書く「✖」。

アルボムッレ・スマナサーラ著の本を何冊か読んでは見たが、よく似た方法だなと。

心に引っかかった言葉を目印に、今日も、

ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています

これを、誰かに向かって言わなくていいというのも、よい。
言葉は、誰かに向かって言うものだと思い込まなくていいと言ってもらえたから言える。

衣装ケース

先日書いた衣装ケース。
なんだか、書いてしまうと、
「あ~、これを残して、この小さな服を抱きしめて、この時代の子らをを愛しなおそう」としているから、
今、目の前にいる子らを愛そう、愛そうととても頑張らないといけなかったり、
愛さなくちゃと思いながら愛していないことを感じて、
また、愛されていないことを感じ取られているのだなあ、と気づいたりした。

これが、断捨離というものの捨であり、離なのだなあ。

なんだか、置いておきはするが、今一時、離できそう。
書いたおかげ。
書いて、捨した。

ホ オポノポノ 2

ウニヒピリ
ハワイ語で心の中にいる小さな子供。(ホ オポノポノで言う潜在意識)

私のこの子は、どこにいるのか。

私が住んでいた島の家から高速艇で1時間、飛行機で45分、那覇のホテル。
飛行機に乗ってもっと離れてしまったら、もう島には絶対帰れない。
引き返そうにも、もう一人では帰れない。
と、無駄に何泊も滞在した那覇
こない迎えを待っていた。

「帰ってこないんだね」
「子たちを頼む」

動かなかった心、ウニヒピリ。
迎えに来なかったよ、ウニヒピリ。
体は、もう諦めて飛行機に乗ったよ。
あなたも、もう、体に帰っておいで。
ウニヒピリを呼び戻す呪文。

ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています

ホ オポノポノ 1

ホ オポノポノ

ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています

読み終わって、お布団に入って、
あおむけに横たわった私の体に向かって、素直に言えた。

私の心と全く違う場所で、全く違うことをさせている体に。
ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています

それから、8月末までの賃貸契約だと聞いている私たち家族が住んだ島の家。
取り壊されるという、雨風もろくに防げない家。
もっと、大事に、もっと幸せな記憶としてあってほしかった家。
窓から投げ捨てた結婚指輪が、その地のどこかに残るのだなあと。
その家と、庭と、畑だった場所に。
ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています

この本を読んでから、とても何かが私の中から崩れていく。
この言葉も、この本も、この教えのことも聞き知ってはいた。
だけど、手に取ろうとも、この言葉たちも私の心が拒否していた。
立ち読みで、パラパラっと目で追ったこともあったがやっぱり拒絶した。
初めにこの言葉を、この習慣を教えてくれた島の友とは、サヨナラをした。
でも、やっぱり、彼女とこの話をしたい。
何度も何度も、読み開いたページとこの言葉と感じたことを話したいと思った。
私が選んだ生きるための決断を、失敗だった、悪だった、罪だったとは思いたくない。
が、今の現状をすべて自分の責任としてすべて負うには重すぎる。

ホ オポノポノのいう記憶というものが、私を罪人として苦しめるものではないと思う。
念仏のように唱えて、唱えている間、何も考えずに、今を生きよと言っているだけにも思える。マインドフルネス。

彼女は何というだろう。