キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

眩しがり

もう、真夏と同じほどの紫外線が降り注いでいるという。
私は、一年中、冬だってサングラスをしている。
もともと眩しがりだったのか、なったのか。
パソコン作業は30分ほどしたら休憩し、
目が疲れすぎないようにしている。

日本画を描いていたころ、写生三昧だった。
白い画用紙が太陽の光を反射してまぶしすぎて、クレヨンで全面クリーム色ややわらかい色で塗ったり、色の付いた紙を使っていた。
南の島で暮らしたころはサングラスをかけた上に、運転席には遮光プレートもつけていた。
私の黒目は茶色がかっている。
そのせいかもしれないが、眩しがりだと思う。
まぶしくて、眉を顰めたりする癖があるのか額のしわが気になりだしてもいる。

できるだけ、長く、この命があるだけ、美しいものをこの目で見たいと思う。

サングラスだけじゃなく、日傘も、手袋も、私の必需品の季節がやってきた。
暖かい日の光の春。
たくさん出掛けよう。

おやつ作り始め

三月のことは三月の内に書き残しておこうと思っているのに、出来なかった~~。
三月は去(3)るなんだな~~。

2月14日のバレンタインデーには、にわかパティシエになって友チョコづくりに
奮闘した子たち。
3月は3月でまたホワイトデーで、お菓子作り。
子らの作るものでノロやらの感染も怖いので、ほんとは交換会は辞退したいが
できるだけ素手で食品に触ることのない調理法を考えてアイディアを出し合う。
ラッピングも考えて。
楽しいんだもんね、この時とばかりに女子力の高め合い。


私も、10何年振りかに生チョコを作りました~。
買った方がおいしいんだけど、子らとの朝チョコ用に。

長女のチョコデビューは3歳ごろだったかな。
朝のみ、カカオ70パーセント以上しかあげていなかったおかげか、
おやつもほとんど、おにぎりや、パン、芋が多かったからか虫歯はない。
でも、次女はC0だというが、なりかけの虫歯がある。
チョコデビューも早ければ、おやつもお菓子をたくさんもらっている。
幼児期の習慣や、手入れは影響大きいなあと思う。
まだまだ歯の管理責任者としてのママは、悔しいよ、初期虫歯でも。

春休み、「一緒にお菓子つくりたい。」
と、珍しく長女が言い出して、張り切って何作ろうか考えてたのに、
あっという間に春休みが終わってしまう。
新学期が始まっても、しばらくは半ドンだし、作りまっしょい。
優しい、昔おやつみたいなの。
お芋の茶巾絞りとか、お焼きとか、きんつばとか、寒天とか。

3月の誕生日

三月のことは三月の内に書き残しておこうと思っているのに、出来なかった~~。
三月は去(3)るなんだな~~。

次女一年生の誕生日は3月10日。
次女、長女よりも後に生まれて小さい、妹、というだけで
しかも3月生まれで同じ学年の子らに比べて、やることなすことのたどたどしさが可愛らしくて、もらってくる学期末の成績表も5月生まれの長女とは比べ物にならないくらい寂しいというか、それも可愛らしく感じてしまうようなちょっとお粗末なものでも許してしまう感じ。
得してるのか、人たらしなんだよなあ~。

やっと、7歳。
身長は高めの122cm。
最近、成長痛なのか、よくあっちこっち痛いという。
春、人の体も芽吹きの季節なのか、またグンと大きくなったと思う。
「お習字習いたい」
と、言いだしたので教室を探すが、なかなかご縁を感じない。
一人で通えるところと思う。

去年もそうだったが、
もう、来年の3月の誕生日を楽しみにしている次女。
誕生日の前夜にも、「明日から7歳になる~、楽しみ~!」と言いながら眠り、
「今日から7歳~、夕方の6時(生まれた時間)になったらホンマの7歳~!!」
と、言いながら朝起きてきた次女。
かわいいなあ~~。

三か月前に抜けた上の前歯が、いまだに生えてこないくて面白い顔の次女。
6歳臼歯がまだ一本も生えてこないのも気にはかかっているが、
何にも心配してないよ。
あなたはあなたで大丈夫。

かぐや姫

まつとしきかば いまかえりこむ

百人一首の中の一つの下の句

旅に出る前、旅から帰った後も子らがジブリかぐや姫を何回も見ている。
そしてまた、私も長いその映画の中でも同じ場面の時に、TVの前を通りかかる。

かぐや姫が月からのお迎えが来るのを悲しんでいるときに
おばあさんが、この句を言う。

「あなたが本当に待っていると知ったなら、今すぐにでも帰るのに」

月と地。

違う世界を行き来してしまったかぐや姫
重ねちゃいけないけど、私はもう、月に帰ってきたおばちゃんかぐや姫
記憶は、解いて、薄めていこう。心は動かなかったんだから。

なんちゅう切ない話や。
また、この肉筆、墨のアニメーションは心をざわつかせる。

ママ帰る

ママが不在の一泊二日。
ママが、いてもいなくてもというように過ごしていたらしい娘たち。
喧嘩も、小さな衝突もなしに自分のことは自分でして、
学校へ行き、宿題をし、少しの家事もしていたという。

が、ママが帰ってからは「ママ、ママ~、ママ、ママ、ママ、ママ、ママ、ママ~」
一つ一つに見てみて、聞いて聞いて、してして~。
いないということ、帰ってこないかもしれない、いろんな心配をしていたのだろう。
「ママ~、抱いて寝て~。ぴったり接着剤でひっつけて寝て~。」
長女も、次女も。

いろんな心配をかけている。