キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

深夜の工事

JR奈良線の沿線に住んでいる。
複線の工事。
夏の暑い日も連日連夜作業されている。
とてもご苦労なことでありがたいことなのだけれど、
昼間はその作業の埃や発電機か、ディーゼルから排出されるガスや粉塵で窓もあけられないし、布団も干せない。
一年中、布団を取り入れる時間に在宅できる日は毎日でも干したい。
布団を干している横の樹にとまっていたセミを驚かしてしまっておしっこをかけられた。
かすかに甘いにおいがして、樹液って甘いのだろうなと思ったりした。

一か月の工事予定表を見ていつ、布団が干せる日か、夜の騒音の目安はどれくらいかを確認する。
夜は0時30分を過ぎると、車や重機の移動の音、モーターの音や、家の横を数人の足音と、ボソボソ声とが行きかい、トランシーバーでのやり取りの声がしたりする。
砂利を入れる音や、たたきつける音、金属がこすれたりたたかれる音がする。
一旦眠ると起きることのない私でもすぐそばで男の人の声がするというのは、さすがの私でも何度も目が覚める。

この週末は台風17号の影響で天気が悪いらしい。
布団を干す計画も騒音大と書かれていた23日深夜の工事もなしになるだろうか。
台風が過ぎて、工事が落ち着いたら窓の掃除がしたい。
毎晩の工事は少しづつだけれど睡眠を妨げていて、少しづつためていて少しづつ休日に解消させてはまた溜めていく。
まだもうしばらく続くだろう。