2019-05-15 ケ・セラ・セラと言う ドリス・デイの訃報を知る。ヒッチコック監督の映画「知りすぎた男」の中で「ケ・セラ・セラ」を歌っていたドリス・デイ。1人になって、落ち着いてきたのか、ふと口ずさみたくなったり、頭の中で流れる「ケ・セラ・セラ」は彼女の声。彼女の声と一緒にケ・セラ・セラ~なるようになる。元夫の「君なんか野垂れ死にしろ。」の呪いの言葉に突き進んでいるように思う時もあるが、少ない心細い収入でも、自分の身の丈に合った経済の采配の中でお金を管理し、覚えのないクレジットの請求におびえることもない。とっても風は吹いているし、一人だけれどケ・セラ・セラがこぼれてくる。頼り切っていたから、あんなに怯えていたのだろう未来に。