キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

砂丘を上ること  飛んだこと

鳥取へ行ってきた。
GWは仕事もあるし、子らを連れて出かけることは難しい。
きっと、すごい人の混雑だろう。
また、夏にたぶんこんな体力を使うこと、汗だくになること、紫外線の下での
アクティビティは考えられない!!
今や!!
砂丘でパラグライダーを体験をした。
飛んだ!

前日の夕方、砂丘を上る練習もかねて砂丘の馬の背を上った。
スキーの時、板を斜面に横向けにカニ歩きしたなあと、登ってみる。
いろいろ試して、登山のザイールを打ち付けるようにつま先をザックザックと
つま先をグーにして突き刺すように、とても一段が低い階段を上っていくように一歩一歩
進めていくのが一番疲れずに確実に登っていけるように思う。
パラグライダーで飛んだあと、また飛行地点まで登るのは自力。
10キロ弱の一式を背負って飛んで降りた分を上らなくてはならない。
しかも、次女の分もサポートしなくちゃいけないし、自信があるとはいえ確実に小エネルギーで何本か往復することを覚悟して。

当日、安全に着地するための講習を少し受けて、飛行地点に到着。
次女、すすんで志願して一番飛行。
パラシュートが膨らんでも、砂から足が離れても、空を何歩か歩く。
浮き上がって、飛んで、落ちていく姿を着地する脚とパラシュートがしぼんでいくのを飛行地点から見つめる。
飛行一本目。
長女、私と続く。
パラシュートが膨らんで、一、二歩後ろに引っ張られる。斜面に向かって数歩走る。
すぐに足が離れて、そのまま空を一歩二歩走る。
前を見て水平線を見て、一瞬、私を空へ浮かばせているパラシュートを見上げる。
飛んでいる。
浮いている。
操作を支持する声を聴いて20秒程でまた砂浜へ着地して戻ってくる。
未知の感覚を体験した。

一人3本の飛行。
3度、10キロ弱を背負ってのぼる。
この距離をこの高さを飛んだ、その間地上の人でなかった瞬間を思い出しながら。
自分の分を運びきって、次女のもとへ助けに行く。
が、彼女も頑張り屋さん。
自分で背負い、後ろから声をかけながら荷を押し上げてやりながら2人で登り切る。
次女の3本、長女の3本それぞれの飛行する姿をビデオに録り納めた。
が、私の姿はこの一枚。
この体験スクールのブログ内で発見した。
私も飛んだんだよ~~!!

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