キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

歩合制の失敗

歩合制で働くという選択を間違えた。

働く時間は決められている。
需要の数は限られている。
その中で歩合制で働き、一件に対する金額という報酬を提案されたとき、
「捕らぬ狸の皮算用」
平均数をそのまま需要数と換算してしまった。

時間は拘束されたうえ、
その一件があるのかないのか。

頑張れば頑張るだけ得ることができる働き方であるはずの歩合制のあるべき報酬方式のはずだった。
この仕事は、私のしたいと思っていたことの始まりの場所だ。
それ故に、少し引っかかる部分があっても、理不尽に思えたことでも
片眼を閉じて、薄目でそこを見ないように幾月かを働いた。
でも、私は働く大人だ。
ボランティアでもない。
趣味でもない。
自信を持って働くための資格のために自己投資もした。
子もいる。
自分の働く対価として正しい報酬を得なくてはならない。
そう思う私の心と生活を守らなくてはならない。
一年、また仕切り直し。