キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

ひっ算を知る

次女2年生。
ひっ算で二けたの足し算、引き算を習った。

正直、長女と比べて悪いが次女は教えたことを記憶することも、
自分で考えることも、やや苦手だと思っている。
それは早生まれだということもあるし、少し遅いのだろうなと、
末っ子の可愛さもあっていろいろ大目に見てきた。
2年生になったことだし、
学校生活に慣れてきて、いっちょ前に手を抜くことまでし出したので
これは喝を入れねばと、少し厳しくもしてみた。

そこに、ひっ算。
今まで横書きにしていた算数の式が二階建てになって、
なんだか急にわかった、理解したらしい。
ひっ算の二階建ての式を前に、ようようと説明してくれる。
そして、パ~っとひと皮むけたように、

イヤイヤだった宿題の始め方も、
おうちの用事も、行動も積極的。
楽しそうになった。

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何かができるようになる、
自信が持てることができる時の変わる様を
目の当たりにできる時というのは面白い。

長女は勉強に関しては、うっかりの間違いはあっても
今まで習うことを一歩一歩理解して、確認して、まだ周りを見ながら登っていく
余裕すらありそうに6年生になって、
苦しむ姿を見なかった。
違うことであなたは、ひと皮も、ふた皮もむけていく苦しみと
軽やかになっていくのを知っていくだろうなあ。
相当、高層のひっ算を背負って。
私と同じように。