キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

おねしょもうれしい

一年に一度くらい忘れたころに、おねしょする1年生次女。
昨夜は夕食後イチゴを食べすぎたか。
利尿作用強いからなあ。

朝方、
「ママ~、おしっこ出ちゃった~。」
と、遠慮がちながら緊迫した声に起こされる。
「あ~、ン、お風呂場行こか。」
と、シーツやらの被害を確かめておしりを洗ってやり着替えさせる。
私の布団で二度寝する時間がある。

私は、「あ~」と思いながらも、この子を抱いてまた一つ布団で眠れる。
と、うれしい気持ちにもなっている。
おねしょしたショックでなかなか寝付けない次女を抱いている幸せ。

よく、「同じように育てたのになあ~」
と、自分の子育てをそう、言われるお母さんに会うが、それはない。

少なくとも私は全く違った。
長女には、「早く、早く、大きくなって。」
と、急かしながら育てていた。
次女には逆で、「ゆっくり、子供になってな、ゆっくり大人になってな。」
と、言いながら。

長女の子育ては、
「君の失敗」
と、言う言葉に孤独と失敗、失敗に凍り付いていた。
次女は、もう、一緒に子育てすることをあきらめてあてにしない気持ちがかえって楽にしていた。
「私にも、こんなかわいい子が育てられる。」
という、私の二度目を楽しみながら。

長女とは、手探りの探検を危険をおかしながら、
離れ過ぎずに進んでいる。長女はほとんどおねしょしなかった。
とても助かりました。
ありがとう。