キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

朝ドラのセリフ

「べっぴんさん」
今回の朝ドラはいつにもまして泣き所が多い。
女性たちの起業、働き方、仲間、助言者、戦後の女たちと
今も変わらないような感じもする。

「坦々と、坦々と」

目の前にあることを、こなして、ただ歩いて進む。

幸せではないけれど、不幸せではない程度に。
自分の役目をただ行う。
器からあふれてこぼれない程度の7分目位を保つくらいに。
器に穴が開いて、全く何も溜まらなかった器が
やっと半分くらいまで溜められるようになっている。
本当は減ったり、溢れさせたりしながら生きたいものだなあ。
ほどほどにドラマチックに。

溢れさせるには本当に必要な人と、言葉がないとダメだ。

起業、事業を続けて、飛躍させるには助言者と、協力者が必ず必要。
心を開いて、話したら前がどっちかもわかる。

このドラマの中のセリフに、

「人を元気にするのは、希望です。
元気になったら、どんな楽しいことが待ってて
どんな未来があるか夢を見ること。」

何って、その夢が見れないって、地獄なんだなあ。
元気になれないって、一緒に夢を見る人がいないってことなんだなあ。

「今いる自分を、仮の自分やと思ってないか。」

今も、あの時も、本当の自分じゃない。
本当の自分がいないと思っていたけど、
どれも自分で、どれもへたくそ。
それだけ。

何でもないようなセリフの一つ一つに反応する心って、
弱ってる証拠だね。
感受性を扱いきれないとまた、壊れてしまう。