キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

思い出

今日、次女一年生は短縮授業の4校時目までで早々と帰ってきた。
来春入学の幼稚園生らが、健康診断と体験入学に小学校にやってきた。

次女は帰ってくるなり、
幼稚園のアルバムを持ってきて
猫のように暖かい日差しの窓辺のソファでくつろぎながらながめだす。

よほど、幼稚園生活が楽しかったのだろう。
一年生になってから、何度も幼稚園に行きたがったり
先生に会いに放課後のぞきに行った。

次女らの卒園した後、全面建て替えの大工事が始まって、
今や面影さえないその園庭や園舎。
そのアルバムの中や、今でも話に出てくる思い出に
まだまだ次女の記憶の中に鮮明にある。

もう、すっかり一年生の次女。
幼稚園生だった次女の姿が愛おしすぎて
毎日提げていった黄色いおかばんや、心細げに深くかぶっていた入園式の朝の
ちょっと大きかったえんじ色のベレー帽が処分できずに今も部屋の壁に飾ってある。

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もう、サヨナラしてもいいかなあと
今の次女一年生を見て、
今の私も見つめて、そう思う。

新しい園舎ができるのは3月。
次女と、新しい園舎を見に行く。