かわいい子ら
夏休みが始まった。
地獄の夏休みになるか、楽しめるか。
長女、次女。
腹立つこともたくさんある。
私の下手さや、失敗で子らも不出来、
性格も黒い、問題も多い。
元夫と、この子らをあの島で安心して暮らしのある家で育てていたら、
どんな子になったのだろう想像する。
どうしてこんなかわいい子らを
本気で迎えに、自分のもとへ取り戻しに来なかったのだろう。
本当に馬鹿な人だ。
プカプカ、ヒラヒラ
澱にもたまらず
私の器の中で浮いている。
子らは欲しいが、私はいらないというのが勝ったのだろう。