キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

国宝展

京都国立博物館で開催中の国宝展一期目に行ってきた。
先週の金曜日夜間開館。
天気は雨。
人出は少ないのではないかと。
とってもゆっくり見れました。
子らの目当ては縄文時代の土器や土偶だったりしたのだけれど、
入ってみれば当たり前だけど、当たり前に国宝ばかりが並んでいて
その一つ一つのインパクトやエネルギーに圧倒されながらも、
そのつくられた時間や、その存在や、発見されるまでのあり方がシンと静かな印象を保ち続けていた。
そこに並んだものすべて、当たり前だけど人の手によってつくられたものばかりで
人の手によって残され復元され、修復されてあり続ける国の宝、国民の宝。
良いものを見ました。
4期まで入れ替えされてみることができるので、
うまく時間を作って、子らとまた見に行こう。
夜のお出かけ、好きなんだよね~~。
夜の京都タワーも見れていい。

次女は、お釈迦様の描かれた仏画を見て「体やわらかいなあ」と座禅の足を褒め、
俵屋宗達の「風神雷神図屏風」のへそに毛が生えてると大きな声で感想を述べる声が大きくて恥ずかしいが、一緒に見る楽しみが何でもいい。
長女は、志野焼や仏像に興味津々であった。

京都大学の博物館で今ちょうど縄文土器のコレクションをやっているので見に行ってこよう。
秋はいそがしい。