キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

美☆

別居して、子らを育てて、生活して、一人になっても働くこと
一生老後もなく働くなら、自営業、手に職だろうと。
以前家に出張で来てもらったアロマセラピーが忘れられず、
同じように、家から出ることの難しい人たちにこの癒しと労い、
勇気づけなどを届ける仕事はできないものかと
やっぱりアロマセラピストへまっしぐらにゆっくりと進んできた。

が、その本業ではまだまだ食べて行けず、今パートで働てはいるが、エステは全く興味もなく、どちらかと言えば
恐れ避けていた。
エステって、お金持ちで、きれいな人がもっときれいになるために行くところだと思っていた(る)から。

えっ!!と思われるかもしれないが、私は化粧品売り場が怖い。
洋服の試着も、ドキドキのブス度全開なのだ。

幼稚園時代から遠視、斜視、乱視矯正の眼鏡をかけたドブス、根暗女子だった。
中学卒業までメガネっ子で、ず~っと汚れた色眼鏡ですべてのものを見てきた。
自分なんか、自分なんかが・・・と、はしゃぐことすら罪悪感を感じていた。
私なんかがこんなかわいいの着てもな~、
私なんかがお化粧なんかするなんてな~、
と、恥ずかしくて実はず~とお化粧も、おしゃれも習わず、楽しまず来たかもしれない。
ちょっと、控えめに、マナー程度にお化粧をするという感じか、
ちょっと衝動的に気に入った洋服を買うといった感じで今に至っている。

それでいいのか~~!!と、思い始めながら一年、この店でお客様の肌をきれいにし
お客様の肌が変わっていくのを今、とてもうらやましく思っている。

この店の掲げるところは、

「お客様とスタッフがきれいになるお店」


良い。いいと思う。私もキレイになりたい。そして、

「必笑」

もう少し、ここで私もきれいになって、笑う。

ここで、いろいろなことを教わっている。
先日も、皆でセミナーで勉強機に参加した。

「素肌をキレイにして、メイクしてより綺麗になる。が、スーパーキレイ」

今や、すっぴんで出歩くおんなの人はいない。
素肌をキレイにして、メイクも上手に化粧品を売らなくちゃ。
と、言うことなのだ。

ここのオーナーは、古希を迎えた化粧品屋の女主人だが、
なんだか化粧品屋という感じがしない。
もっと、下町の総菜屋でも八百屋でもよさそうなおかあさんだ。
「キ・ㇾ・イって三回しっかりプッシュしてコットンにしっかり乳液出して、
二回やったらブ・スで、足りませんから、覚えといて~~。」
と、しっかり基礎化粧品の使い方も眉のカットも、描き方も、
ファンデーションの色もアドバイスくれる。
この、オーナーとのおしゃべりを楽しみに来店するお客様も多数。

ただ、お歳と早起き、エステ屋のクセに午前9時開店~ラスト6時半受付までという長営業のため夕方早くに充電切れがおこるのが、かわいそう・・・。

美肌新生

www.kireie.com