キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

急募!!から一年

今、パートとして働いているお店に入って一年になる。
超音波エステの小さな店だ。
去年の7月、8月、店の外壁に大きく、かなり切実に見えた。

「急募!!スタッフ募集!!」

そこの店長は、小学校1年生時代からの同級生で、中学進学からしばらく疎遠になっていたが
大人になってから再開して、ベトナムカンボジア、沖縄を一緒に旅した。
私のブライダルエステも彼女の手によるもので、結婚式の花嫁のメイクも、
離婚届を提出する日も彼女にメイクしてもらった。

友人のところで働くのはとても悩んだ。
ただ、友人でいたい。
でも、2か月大きく叫んでいる「急募!!」の文字と
私のまだ一年生に上がったばかりの次女を想ったとき、
もう少しの間、子の近くで働いてたい
という気持ちに従った。
そして、もう、一年。
エステやトリートメントの知識や少しの技術テクニックに覚えありといえども
40過ぎての新人。
見習いを経て、半年を過ぎたころから少しづつ落ち着いて施術できるようになっている。
ここで働けてよかった。
辛かった時も、悲しかった時も、つらかった時も
お顔という神聖な愛おしい肌を触らせていただけてとても慰められた。
気持ちよい、可愛らしい、目を閉じてゆだねられたお顔に触れる仕事でよかったと
思っている。
このお店は美肌新生。→

www.kireie.com


一年も経つのにまだ、私が加わった新しいスタッフ紹介の写真も更新されていないようなゆるゆるの店だが、そのゆるさがお客様達もゆるゆるとされて集まりやすいのかもしれない・・・