キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

イチゴ狩りの帰りは、同じ敷地内にある温泉に入って帰る。

人の裸を見るのが好きだ。
湯気の中でもピカピカに光っている幼い子の体。
胸のふくらみかけた初々しい体。
今が盛りとピチピチムンムンの体。
子を育てお疲れ様~になっているちょっとしぼんだけど湯気に浮かぶからだ。

毎日子らと並んで湯に浸かると
「あんたら黒いな~」
と、明らかに違う肌の色の差にまじまじととなる。
私も白すぎるほど白いわけではないが、私とは違う遺伝子が勝っちゃったのだろうなあ。黒い肌の子ら。

まじまじと見るのは失礼だなあと思いながら、女たちの体を見てきれいだなあと思う。

体は、正直だ。
年末にかけて瘦せた私の体は、忘年会やお正月、新年会、油断した暴食にも体重は戻らなかったのに、
今やっと戻りつつある。
お腹のあたりがポッコリしてきた。
油断禁物。
体も私に戻して、私のベストな体を探そう。私もまだまだきれいだ。