キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

大阪3

土曜の大阪でのカンファレンスで、ズドンと一つ大きな問いかけ続けるべき問いを受け取った。


あなたがやっていること、あなたが使っているものは有用ですか?
イコール 安全ですか?
何に対して有用ですか?誰に対して有用ですか?
何を根拠にそういいますか?
あなたは、それを知るために、そう言い切るために何を見て、何を知っていますか?


それについて考えながら、家路を急ぐ。
が、留守番をさせている子らに手ぶらでは帰れないと、小さなお土産を求めて
地下道を歩きデパートの地下食品売り場へと急ぐ。

ふと、これから、もし、誰かとともにこれからを歩くことがあるのなら
どんな人とがいいかな・・・と、すれちがう男たちを観察する。
また、ふと、歩く姿の素敵な人がいいなあと、今度は物色しながら歩く。
が、アカン、アカン、アカン、アカン、アカン、アカン、アカン、
とズサッ、ズバッ、ブシュ、ビシっと心の中で大太刀まわりで
すれ違い様に男たちを切り捨てながら歩くと、あっという間にデパートに着いた。

ガラスに映った私の歩く姿を見た時、
あ~今は誰とも歩けない。誰かを求めていないと感じた。
大きな歩幅で、一人歩く、隙を見せまいとする女。

かかとには、慣れないパンプスで 
できかけている靴擦れのための絆創膏。

一昨日だったか、
夜、次女の寝間の中で電気スタンドがつくる私の急に少しやせたほほの影の濃さと
ほうれい線をみて、
次女一年生が
「ママちょっと瘦せて、サオ(次女の名前)の赤ちゃんの時のママになったみたい。
今のママも、サオの赤ちゃんの時のママもカワイイで。」
と、言った。
「赤ちゃんの時こと覚えてんの~?」
って聞いたら、「覚えてる~」って言ってたけど
良いことだけ覚えててな。
寝間での、枕話って幸せ。

どんなに遠くにいても、早く帰りたくなっちゃうのよな~。