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キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

妊婦体験、幸せをもう一度

京都府の知事公認の産前産後支援員の資格を持っている。
ちょっとの手助けで産前産後のお母さんたちが元気になっていつものありたい自分に戻れるよう自宅に訪問して支援するための支援員。
残念ながら、まだその資格を持っている支援員たちを活躍させるための行政のシステムや
いろいろなことが追い付かず、各支援人がその道を広げるようにと
自己活動を求められている、一部でしか活動はされていないのだけれど。

私自身、子育て、特に新生児期、乳幼児期の子育てや
自分の心も体も全くコントロールできずに、
何がそんなに苦しかったのか、まずは知りたいという思いと
固まってうずくまってしまう前の、ちょっとつまずいたというくらいの
母親たちを早く見つけてあげて力になれないかという思いから
その支援員の講座を受けた。
また、訪問を専門にしたアロマセラピストになったのも
お母さんたちに、女性たちに休んでいいこと、頑張りすぎていることに
気づいて、ほっと本当の自分に戻ってほしいと願ってだ。

その講座は、とても私の苦しかった原因を気づかせてくれた。
また、子供を自分の腹の中で育てているという「幸せやったんや」
という感情も思い出させてくれたのは
プレパパ講座なんかで妊婦体験ができる大きな重たいおっぱいとお腹が付いた妊婦ベストをつけた時。
それまで、本当に忘れていた感情だった。
いや、当時、経済的な不安や心配がいっぱいで気づきもしなかったかもしれないから、この時、初めて幸せやったんやと実感したのかもしれない。
その時期のすべてを思い出して、涙が止まらずずっとそのベストをつけていたい。
もう一度、産むところからやり直したい。
今いる子らをもっと大事にしたいという思いがいっぱいあふれてきた。

もうすぐお父さんになる人の妊婦はどんなにしんどいかっていう妊婦体験もいいけど、
もう、貫禄あるお母さんたちにも、
ちょっと子育てに悩んだお母さんたちにも着けてもらいたい妊婦ベスト。
もう一度妊婦時代を思い出してあの頃に戻ってみるのは
すごく素敵な発見や幸せを思い出すことができると思う。

いろんなお母さんになろうとしているお母さんがいる。
お父さんとお母さんのために会いに来ようとしている子がいる。
母は強し。
なんてよく言われるが、女は強いものか。
信じて、守られていると思えるから安心して機嫌よく子に愛情を注げる。
母を強く、優しく、安心させ、幸せにさせるのは強い優しい夫がいてこそ。

その夫を強くするものは何か。
喜びと、感謝と、責任。

この世にまだ慣れない子の乳幼児期までだけでもいい、
初めての子育てにいっぱいいっぱいの新米ママの時期だけでもいい、
夫からの十分なやさしさと気遣いを妻に与えてほしい。
その、一番しんどい時の妻への愛情が、妻が夫にまた愛情を返し、夫婦を一生幸せにするほどの大切なものだ。
その時期の労りなしに、その後の育児や夫婦のつながりは幸せにはいかない。

思わず、力が入ってしまった。
どんな境遇であれ、すべてのマタニティライフの幸せと、
生まれてくる子たちに幸あれ。