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キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

晴れ間の間

梅雨の晴れ間。
短期で行っていたアルバイトも契約期間も終わって、繁盛期を過ぎ、
契約は延長したものの久しぶりの家事をする時間ができた。

布団を干し、長女のぬいぐるみたちを洗濯し陰干しする。
拭き掃除をし、アイロンをかけ、
最盛期を迎えている家庭菜園の野菜の常備菜や、箸休めの一品をこしらえ、
青菜が色よくゆであがったことに満足する。

ちょっとたまった郵便物や、デスク周りのこまごまを片づける。
が、目の端に、衣類が挟まってしまっていない箪笥が目につく。
子たちに各自自分の洗濯物をタンスにしまうことをお願いして
気にはなっていたが、案の定しわになって、丸まっているのを整えてやりながら
片づけやすく、しわになりにくく、コーディネートしやすいレイアウトはないかと
こーでもないあーでもないと座り込んでしまった。
何回目かの洗濯のブザーはもう鳴り終っている。

やっぱり、家事は単純作業じゃない。
目に見えることを織ったり、編んだり、描いたり、形にしていくようで楽しい。

次女が帰ってきて「おかえり~」と
「ただいまー」のうれしそうな顔はやっぱり見れると嬉しい。
ちゃ、ちゅ、ちょ、にゃ、にゅ、にょ
を使った言葉の書き方練習の宿題や、10までの引き算の練習問題、
「おおきなかぶ」の音読。ピアニカの練習。
入学から3か月たって、できることが増えている自信の姿をまぶしく思う。

長女が帰ってきて、シャワーで汗を流して、
一緒にごろんと寝転んで休む。
彼女はすぐには宿題なんかしない。いつまででも先延ばしにして、
本の、文字の並んだ世界へ逃避する。


外で仕事をして、家とは違う私になって、いろんな人と会い、
1時間1000円に満たない労働力を売って給金をいただき、それに見合った仕事をする。

働くという一つのリハビリとしても、これからのシュミレーションの実験としても
経済的観念を取り戻して、これからの働き方を考えなくてはならない3か月だった。


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