キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

切ない ひらがな練習

「今日何時に帰ってくる?」
「明日は宿題終わるくらいに帰ってくる?」
「明後日はおやつ一緒に食べれる?」
「明後日の次は学校から帰ったら家にいる?」
「明後日の明後日は何時?」

一年生の次女が、日曜日の夜か月曜日の朝に聞いてくる私の帰りの時間。

世のお母さんたちは、生後何か月かで職場復帰をしたり、
幼稚園の時間帯だけ働いたり、
小学生になったし、と働くタイミングはそれぞれだろう。
家にいて、子の近くにいるからと言って心を離していてはいないより寂しい。
かといって、もう、働かなくてはという切迫感もあって
子らに今までよりも目を凝らしつつ家を空けることが多くなっている。

今日は、「ママが帰ってくるの待ってた~。」と、
宿題もやらずにダラダラしていた。
GWゆっくりしすぎて調子狂ってるのかな~と、大目に見て
今日のひらがな練習の宿題の「ち」と「に」の練習。
難しいらしく、涙目になって「ひらがなキライや~」とごね始めるが
もう長女でそこそこの修羅場は経験済み。
「いいよ~、とりあえず何でもいいし全部書き~。」
と、殴り書きの「ち」を書かせ、「ハイ次「に」書こ~」と
次のプリントを渡すと、正気に戻っていつもの几帳面さを取り戻す。
全部を消し、
手本を見ながら一画目の出発地点を鉛筆の先と目で確かめ、
長さに注意し、二画目の出発地点をまた見比べて進み、止まって、
「ち」の曲線のカーブをチーと言いながらいくつもの「ち」「ち」「ち」「ち」「ち」
全部書き終わったら気にいらない「ち」のいくつかをまた消して、また書く「ち」。
そんなふうに書いた文字は愛おしい。

同じように「に」を書いて、テーブルの消しゴムかすを掃除し、
明日の時間割を準備する。あ~~。その開放感~~。お疲れ様~~。

一年生、初めてで、すべてがこれからにつながっていく始まり。
学校だけに任せられない一つ一つを一緒に確かめ合って自信につなげていく時期。
歩き始めたころのように、今、目も、手も離してはいけない時なのかな、と思う。

長女の同級生のお母さんで、一年生になったその一年間を休職してお母さん業に専念していた。戻れる職場があるという環境があったことが大きいが、その一年を選んで決断したことが偉いなと思った。
今は離れたのでわからないが、次男の一年生の時もそうしたのかしら・・・

明日は、どのひらがな習ってくるのか、一緒に宿題してあげられる。
でも、ごめん、明後日も、明後日の次も、明後日の明後日も見れないや。
ママのいない日のテンションアップのアイテムか何かを導入しなくては!!

広告を非表示にする