ご近所で育つ、暮らす
ご近所の一人暮らしの方が、
足の骨折で入院された。
はじめはお家で養生されていたのだけれどご不自由のようで。
夕方、その方から電話があった。
「ありがとう。
うちの玄関に花があるらしいけど、届けてくれたの?」
どんな花か聞くと、
庭先で育てているようなかわいらしい花だと。
あは~、うちの娘たちだ。
優しいというか、気がまわるというか、
なんとやらで・・・
お見舞いのようだった。
うちは3世代同居で、
ご近所は私を子供のころからよく知る方たち。
バアバ同士のお付き合いも厚く、私の娘たちもよくしてもらっている。
朝チョコが食べれる習慣の子らにチョコをくれたり、
旅行のお土産もいただいたり、家庭菜園の野菜の交換もする。
いつもの母とは違う私の布団の干し方で、秘密にしていた母の入院がばれたりもする。
ご近所付き合いというのは難しいものでもあるし、
わずらわしいものでもあったりするが
高齢化、独居が増えている今の時代、心強いものでありたいとも思う。
頼りにし、頼れるご近所。
もうすぐハロウィーン。
ご近所の世代にはなじみのない外国の風習。
いくら良くしてもらっていても、
「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ~~!!」
は通じない。
先日も、見知らぬおば様方の会話を聞いていると
「近所の子ってわかってるけど、親とも付き合いない、
いつも挨拶もできひん子らがハロウィーンやからって
お菓子もらいに来たって
なんで?って、お菓子も用意してないし、あれいややわ。」
とおっしゃっていた。
うん、わかります。
いろいろ全部。
元気な声を響かせて近所を走り回ることを
「ほほえましいし元気もらうわ」と言ってくださっていることに感謝!!