3月11日は日本にとって特別な日になってしまった。
遠く離れた場所からでさえ、映像でリアルタイムに観るその映像は
震える恐怖と逃げなくちゃ逃げなくちゃ・・・と
のど元をぎゅうと締め付けられ息ができないほどだった。
映像の力は強すぎる。
スキー合宿の帰りのバスで見た湾岸戦争の勃発の映像、
阪神大震災の揺れと被災地の映像、
東日本大震災、
視覚だけではなく、電波に乗って画面から押し寄せる情報以上のものが
刻まれてゆく。
何年たっても言葉にならない。
ただただ、鎮魂の祈りをささげる。
そして、失った人、失ったもの、失った時間と共に生きていらっしゃる方々の
心と体の平穏の時があることを願う。