キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

キツツキになりたい

 

訪問アロマテラピーの仕事を始めるとき屋号を決めなくては・・・

日本画の画学生だった頃、先生方に作品の講評をしていただく時、
作品への思いや、コンセプトのようなものをプレゼンする時間が必ずありました。
客観的にみるためにも言葉に置き換えることはとても大事だったのですが
とってつけたような、こじつけっぽい言い回しやらつたない稚拙な言葉でも
伝える努力は大事でした。
そして、今は幼い子供に分かりやすい言葉で、なんで?に答える言葉は
子の成長とともに私自身上達したように思います。

私の使っている苗字は出戸です。
out  door
偶然にも出たり入ったりする訪問のスタイルにはもってこいです。
doorといえばトントントン・・・・ノック
トントントン・・・・するならキツツキでしょう!!って
きつつき・・きつき・・きづき・・気づき、気付きのメッセージです。
トントントンってノックして「大丈夫?」って確認と労り。

キツツキは連続的に木をたたくドラミングでコミュニケーションをとって、
恋も、子育てもするのですって。
木をつついて食べ物を探し、巣穴をほる。
そして、キツツキがつつく多くの木は弱ったり、枯れかけた木だとか。

またその穴は、小鳥やムササビ、ハチの木のうろを利用する小動物のすみかになって、森の環境を作る役割もあるのだと。

私も私に「大丈夫?」って聞く習慣のこころがけに。
誰かに「元気?大丈夫?」ってしたい。

今でも、誰のための、何のためのサービスかを考え続ける毎日です。

この屋号を考えているとき、長女の国語の教科書の読物で
「きつつきの商売」というお話を音読していて、すご~く応援されているような
運命的な気持ちになったな~。
悩みも多いけれど、長女は私のミューズだと思う。

あと、日本昔話のキツツキと雀のお話。
何が大事かわかっていなかったキツツキのお話。
私の戒めとして。