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キツツキの穴

日々つついた穴を埋めたり、のぞいたり、もっと深く大きくしてゆく穴掘りメモ。

かぐや姫

まつとしきかば いまかえりこむ百人一首の中の一つの下の句旅に出る前、旅から帰った後も子らがジブリのかぐや姫を何回も見ている。そしてまた、私も長いその映画の中でも同じ場面の時に、TVの前を通りかかる。かぐや姫が月からのお迎えが来るのを悲しんでい…

ママ帰る

ママが不在の一泊二日。ママが、いてもいなくてもというように過ごしていたらしい娘たち。喧嘩も、小さな衝突もなしに自分のことは自分でして、学校へ行き、宿題をし、少しの家事もしていたという。が、ママが帰ってからは「ママ、ママ~、ママ、ママ、ママ、…

旅の終わり

児童や生徒だったころ遠足や校外学習、修学旅行のおしまいに「家に着くまでが遠足(修学旅行)や。」と、家まで気を抜くな、安全に気を付けて楽しい思い出になるように帰りなさい。と言われた。旅から帰って、家について、本当に旅を終えたと思った。一泊二…

想像 実感

まだ経験していないこと、想像できないこと、想像どまりのこと、想像しても現実味がわかない事、実感がないとわからない。そして、実際やってみる。見に行く。なんで?ばかばかしい!!考えたらわかるやん!!と、言われても。目の前に見ないとわからへんか…

雲の上は、いつも晴天

飛行機が離陸したつかの間、小さな窓から見えるその山々や海の色が、とてもくすんで曇って見えた。住み始めたころ、住んでいたころ、帰ってきたいと思っていたころ、あんなに色鮮やかだったのに。ドンドン上昇して、雲を抜けて、今、太陽の光を受けて真っ白…

写真

たくさんのたくさんの写真の中に私がいる。日付は、‘99~‘04。`99、`00年頃が多いか。若くて、一番美しかったであろう私を記録して残してくれていた。私を想って、私を見ていてくれていた人がいたという証。そのカメラに向かって、その気持ちを受け入れ、ま…

そば

この旅の中で、2度そばを食べた。一杯は、友人となじみの店で。イカスミそば。たっぷりのイカと良い出汁のそば。いつもの田芋パイも。もう一杯は、空港で。温かいものでこの胃を満たして帰りたかった。野菜そばを頼んだ。やっぱりそばには、私の炊いた三枚肉…

棕櫚のほうき

かつて家だった場所は、今や人が住むていをなしていなかった。ゴミ屋敷。廃墟。すべてが曇っている。とても寂しい。開けたい引き出しもあったが、荷物に阻まれ、何かを探すという気分には全くならなかった。もし、見つけたとしても何度洗っても使おうとは思…

ラストドライブ

レンタカーを借り、往復60㎞の道を懐かしく運転する。信号はない。ほとんどノンストップ。それぞれのカーブを曲がった先の景色を覚えてる。向かいの島がきれいに見えるパーキングで休憩した子らとのドライブ。温泉に入りに来たこと、海藻を取りに来た海岸、…

マスト

バスのほんの数分の到着の遅れで一本の船を乗りそこなう。その一時間を埋めるべく、速足でできたらしようと思っていた事、電話での手配やらに奔走する。そうやって、キチキチに組んだ旅のスケジュールと予算を変更しながら旅のほとんどの移動の隙間にすべき…

雲の上 雲の下

雲の上、早朝のフライトだったので機内ではほとんどの時間を眠っていた。皆まぶしかったのか、機内の窓はほとんど閉められていて薄暗かった。雲の下、旅の初日、と言っても一泊二日滞在時間24時間のこの旅の地は朝から雨だったらしく空には薄まった雨雲らし…

旅へ

衣食住生まれて、産着を着せられ、母のおっぱいを飲み寝床で安らかに眠る。衣→食→住の順で始まったが、結婚したらその逆で住→食→衣。雨風しのげる箱であり、安全な場所にある家。近隣の周囲の住人たちと協力支え合ってコミュニティに存在できる自分たちであ…

ほくろ

顔と言えば、次女が学校帰りにご近所でバアバたちが井戸端会議をしているところへ帰ってきて、「あっ!!おばちゃんほくろとった!!」と、ちょっと冬の寒い間ご無沙汰だった、そのおばさんお顔にあった大きなほくろがなくなっていることを瞬時に発見した。…

赤ちゃんの能力

メアリー・ポピンズ (ポプラ世界名作童話) 作者: パメラ・リンドントラヴァース,富安陽子,佐竹美保 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2015/10/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 毎日新聞を購読している。いま、気にいって読んでいるのは青野…

逃げた二月

二月は、本当に2(逃)げた。見たこと、話したこと、行ったこと、留めておかないといけないこと手元のノートに走り書きしてあることはたくさんあるのに、こうしてパソコンに向かってキーボードを打つ時間は確保できていなかった。二月の最終日曜日は暖かで…

おねしょもうれしい

一年に一度くらい忘れたころに、おねしょする1年生次女。昨夜は夕食後イチゴを食べすぎたか。利尿作用強いからなあ。朝方、「ママ~、おしっこ出ちゃった~。」と、遠慮がちながら緊迫した声に起こされる。「あ~、ン、お風呂場行こか。」と、シーツやらの被…

入籍

私はバカだし、知らないことは尋ねる。「離婚したら✖っていうけど、どこにつくの?」昔は手書きやタイプで打たれた書類だったので✖と、訂正された印とのこと。今は、除籍と書かれている。✖なんて、やっぱいやだ。絶対✖とは言わない。除籍を✖というなら、連れ…

冬枯れの桜並木。

子の入籍のための手続きをした。 夫だった人の戸籍から除籍になった私。長女次女の続きに新しく妻になった人の名と、新しく生まれた子の名が連なったその戸籍謄本を、その担当者は事務的に確認してますよと、めくる。きっと、私の見えないところではまじまじ…

SNS

新聞の見出しで、「SNS下げ下げ~」を見て、フムフム、他人が、美味しいものを食べたとか、誰と、どこへ行ったとか、こんなの買ったとかインスタ写真なんかを見て不快に思う人が46パーセントもいたという。そうやんな~。そら思うで。育ちの悪さか、生活、経…

イチゴ狩りの帰りは、同じ敷地内にある温泉に入って帰る。人の裸を見るのが好きだ。湯気の中でもピカピカに光っている幼い子の体。胸のふくらみかけた初々しい体。今が盛りとピチピチムンムンの体。子を育てお疲れ様~になっているちょっとしぼんだけど湯気…

京滋バイパス

毎年一月は三重県甲賀にあるモクモク手づくりファームのいちご狩りに行く。食育を目的にされていて食べ放題ではない。さちのかは甘いが酸味もあり香りもいい。好きな品種。10粒どれがおいしいかなあと摘んで食べることができる。お腹いっぱいになって一日分…

理科の実験

長女の理科の実験は、2つビーカーの100gの60度の湯の中に、塩、ミョウバンそれぞれを一グラムずつ量って入れていき、何gまで溶けきるかを調べる実験。いくつかの班が、少しずつの誤差ではあるが、それなりの実験結果を報告する。その実験中の班内の分担…

おへその話

土曜参観。次女一年生は「おへそのはなし」。悪い予感はしていたが、命の話。わたしとおかあさん。つながりの話。そういえば、長女の参観にもこんなテーマあったなあ。性教育の始まりの一歩。きずな、つながりの話。長女の時は、ただただ純粋に私の腹の中で…

ピン

自分の体に対する感受性は高いほうだと思っている。今月は左右どちらの卵巣から排卵されたか、大体わかる。次女の妊娠の時も10日ほどでわかった。去年の春先、やたら欲情した。そう言う夢をやたら見た。「春やしかな~」と思っていたが、きっと私と重ねたり…

呪い

ある男が、女性に呪いのわら人形を送ったと強迫罪で逮捕された。 女性に送ったから犯罪だけど、誰にも見つからないように丑三つ時に五寸釘をわら人形に打ち付けることはいいのだろうか。どれほど思いつめたとしても、ちょっとやそっとの恨みや呪いは届くもの…

潔く方向転換

短大では、美術科で日本画を描いていた。2年。1年フリーターをして、5年間卒業した短大で助手として勤務した。ずっと、絵を描いて生きていくと思っていた。出会って、私の孤独と私自身に正面から向き合う時間が減って、深く沈んでいくことが減った分、描く…

写真

何年も開けなかったアルバムを、時間をさかのぼるように、また、時間の流れに沿ってめくってみた。どの写真も、笑っていて、どの写真も嬉しそうにその姿を見つめて、シャッターが押されている。どこにも、苦しかった私はいない。しんどい姿を残そうとはしな…

浴室の鏡に、私がみえる。その胸の乳輪の中央にあるはずの乳頭が、少しひしゃげたようになっている。子が、二人合わせて40か月もこの乳を吸っていた。納得の形状かもしれない。加齢のための弛みや下垂ともいえるが。いつか、誰かが言っていたのか、何かで読…

私が幸せでありますように

毎日新聞を購読している。毎日曜日にある小川糸さんの読物も楽しみにしている。糸さんは毎晩眠る前、朝起きた時にお布団の中で毎回同じ言葉を唱える。と。私が幸せでありますように。私の悩み苦しみが、なくなりますように。私の願い事が叶いますように。私…

世界のどこかにいるあの人

火曜日はTVの「世界の日本人妻は見た」を楽しみにしている。世界のびっくりや、世界のいろんな場所で頑張って家族を守り楽しんでいる姿をまぶしく見ている。なぜだか、私は国際結婚をして外国人の夫とどこかの国で暮らすとずっと思い込んで近所のお姉ちゃん…

スケート

子らにとっては初めての、私は20年ぶりくらいのスケート。暖かいお正月になった3日。ひらパーに行きました~!スケートをしに。赤いスケート靴を履いて。超初心者。小さいリンクの周りをつたいながら、こわごわと歩くように進む。スケートの上手なスタッフが…

お正月2

お正月の三が日は出かけたことがなかった。今年は元旦2日は家でゆっくりして、おせちと、家族でゲームや、羽根つきを楽しんだ。去年は、子らはじいじから将棋を習った。今年は、花札。花札のきれいな色彩と、デザインも楽しみながら勝負の楽しさも点数の数え…

お正月1

いいお正月というのは、こういうのがいいお正月というのだろうなあというお正月だった。もう、大掃除も終わって、おせちの煮しめの準備も味をなじませるだけになって、毎年恒例、しめにそばを投入する鴨鍋を囲みながらNHK紅白を見る。もうお正月の始まり。子…

イメージトレーニング

親戚から定期的にひらパーの株主優待券をもらう。この季節はスケートのお誘いのようだ。小中学校の頃や、いつかの彼と行った事はあるが全然上手じゃなかったので、あまり楽しい記憶はないが今年は暖かいお正月になると言っているので計画しようと思う。子ら…

冬休み

冬休みが始まっても私が仕事で冬休みの宿題をちっとも見てあげてなかった。長女は最小公倍数と最大公約数の文章題で、一辺が6センチ、もう一辺が10センチの長方形を同じ向きに並べて正方形を作ります。その時の一片の長さは何センチですか?また、そのとき何…

御用納め

御用納めの平成28年12月28日。私の年内の仕事も終いの日。私のこの13年も終いにした。私が一人の大人としてまた生き始める日。私が一人の女に戻る日。私が一人の親として責任を負うこと。役所でいろいろな手続きをこなし、まだまだ不足な書類を持って、また…

丸餅

今日は毎年恒例わが家の餅つき。餅つき機でつきあがった餅をみんなで丸める。おばあちゃんが元気なころは、本家に集まって親戚一同庭で餅米を蒸し、杵とうすで餅をつき、おばあちゃんがちぎり分ける餅を女たちが丸め、私たち小さな女たちもおばさんたちに教…

私を探して

結婚生活の中で失ったものの最大は、自分を信じるという自分を認めてあげる自分を失う、無くしてしまったことだった。それを自尊心というのだったら。外から見た誰それのかあちゃんという評価が◎だったとしても、家の内にいる一番ちゃんと見ていてほしい人に…

マーク

ムカムカして、モヤモヤして、グワングワンしてキライになったマークがある。マタニティマーク。幸せなはずのしるし、気づかいしてあげないといけないしるし。またいつか、平気になればいい。

あの家

テレビの番組で、「幸せ!ボンビーガール」というのを見ても全く驚かない生活をしていた。「こんなお家、よう住むな~」といわれるような家に住んでいた。快適とは言えないが、気候の良い季節や天気のいい日はそれなりに解放感もあり、清潔に保つことに心を…

おやすみ

かつて、一緒に暮らした人と久しぶりに「おやすみ」「おやすみ」とかわした。電話で。いつかの遠距離恋愛中も毎晩のように交わした挨拶だったが、一緒に暮らした時には、ほとんど交わすことのなかったあいさつ。おはよう、元気?おやすみ、いくつか日常の挨…

ママは右目から泣く

長女に、「最近ママよう泣くなあ」と、右目から先に涙がこぼれることを発見された。金曜日、うちの子らはドラえもんを7時から楽しみに観ている。私は夕飯の準備をしながらチラチラと見たりするから、その日の道具の名前はわからなかったのだけれど、スネ夫が…

新しいことに慣れること

台所のリフォームが終わった。だからといって、すぐ使い勝手が良く感じたりスムーズに料理ができるわけじゃない。まず、その高さや大きさや身体感覚が伴わないうちは、新品の、すました、居心地の悪そうなキッチンの造作のすべてとのにらめっこ、おっかなび…

追憶

The Way We Were--『追憶』 Memories,Light the corners of my mind*1Misty water-colored memoriesOf the way we wereScattered pictures,Of the smiles we left behindSmiles we gave to one anotherFor the way we wereCan it be that it was all so simp…

台所

台所のリフォームが始まる。増改築を繰り返しての30年の年季の入ったお台所。今、この時期に、という感慨。変化の時期は、マストなタイミングでやってくる。必ず、理由があって。冷凍庫にあって、もう食べる時期を逃してしまったフレッシュパインの解凍した…

手と手

今日、久しぶりにお手てつなぎして映画を見た。相手は次女一年生。土曜登校した彼女たちにとって今日は振り替え休日。周りは大人ばかりの、「君の名は。」もう何度も、幾本も交わり、途切れ、絡まり、解きながら、紡がれた糸を思い返しながらこの映画を見て…

ママのたすき

購読しているのは毎日新聞。定期特集のおんなのしんぶんのページは、楽しみにしている。先日の西原理恵子さんの毎日かあさん第683回母のたすきは、私にぴったんこだった。つながっていく母から娘へ。とにかく、大きく変えることはできなくても、少しずつ良い…

家なき子

お仕事に行っているエステのお店は、販促集客のための努力をコツコツと頑張りすぎずに確実に行っていく。その一つにポスティングは欠かせないものになっている。私もその一部を行っていて、ご近所の見慣れて、通り慣れている道も一軒一軒の家に立ち止まると…

朝ドラのセリフ

「べっぴんさん」今回の朝ドラはいつにもまして泣き所が多い。女性たちの起業、働き方、仲間、助言者、戦後の女たちと今も変わらないような感じもする。「坦々と、坦々と」目の前にあることを、こなして、ただ歩いて進む。幸せではないけれど、不幸せではな…

顔2

お顔や、素肌の体に触れさせてもらうお仕事をしていて、触れさせていただきながら不覚にも涙がつーっとこぼれてしまうときがある。眉間のしわ。ここに、第三の目があるのなら、このシワは、その目をぎゅっと固く閉じさせているんじゃないか。何を、そんなに…